「日向正宗(ひゅうがまさむね)」

大阪の陣で徳川家康を手厚くサポートしたとされる水野勝成の愛刀は、「日向正宗(ひゅうがまさむね)」として知られております。若くして武勇伝をもつ水野勝成の愛刀「日向正宗」は、もともとは石田三成の所有であったとされております。勝成の死後は、紀州徳川家に伝わったとされておりますが、現在は国宝として三井記念美術館に貯蔵されているようです。家康の家臣のなかでも猛将とされた勝成は大阪の陣では、50歳を過ぎていたとされておりますがその猛将ぶりは健在で、その合戦での活躍ぶりは現代においてもなお愛刀家たちの間でも愛刀「日向正宗」とともに語られているようです。鎌倉時代の正宗作とされる名刀は、刃長約25センチとされる短刀であります。