研ぎについて

・鍛治押し(鍛冶研ぎ)
刀工が、粗く研ぎながら、形を整えます。
このとき、刀身全体の形や反り、刃文を確認し、微調整をします。
また、荒研ぎを行います。

・刀身の彫刻
刀身に彫刻を入れる場合は、棟側に入れます。
下絵を描いて、タガネなどで刻みます。

・茎仕立て
ヤスリやセンを使って茎の形を整え、表面をきれいに仕上げます。
そして、柄に納めたときに抜けにくくするための鑢目(やすりめ)を刻み、柄を固定する目釘穴を開けます。
最後に、銘切りタガネなどを使って、刀工の名前や製作した日付などを刻みます。