日本刀をコレクションする

日本刀をコレクションする際には、そのメンテナンスの知識も大変重要とされているようです。日本刀を保存する上で刀を鞘に納める時には薄く油を付着させることが望ましいようです。また、鞘から刀を出して鑑賞する際には、これらの油などの油分を取り除くことによって、刀本来の美しさを味わうことができるのだそうです。もちろん、鑑賞を終えた時点で、鞘に刀を戻す際には、同じように油分を付着させてからさ鞘に戻すことで、メンテナンスの行き届いた保存が可能となるでしょう。長期間、鞘から刀を出さずに、そのまま保存するような場合は、季節の変わり目などの年に3~4回は鞘から刀を取り出し、油分を塗り直すことが重要であるようです。また。刀は鉄製ですので、湿気の多い場所での保管などには十分気をつけなくてはならないでしょう。カビやサビが原因で鞘から刀が抜けなくなってしまっては残念な結果となってしまうはずです。日本刀だけではなく、美術品をコレクションする際のメンテナンスは、コレクターとしての基本とされる心構えとなります。